原稿作成会社の「にちにちこれこうじつ」

志望動機、自己PR、昇格論文、キャッチコピー、ビジネス文書の建付けのお話

転職 小論文 落ちる、はずがない事例

time 2022/05/25

以前、このような記事を書きました。

転職はストップ高の時に

自分自身がMAXの状態、ストップ高の時に転職するのがベストというお話です。

 
これに関連して、一つ、転職の小論文で落ちるはずがない事例を紹介します。

Aさんは、中規模機械メーカー(本社:東京)の営業部の部長さん(51歳)。部下50名を有し、部員のマネジメントに加え自らも営業担当者として、「これでもか」というくらい数字をあげています。

部長になって以来、妻子を広島に残して都内で単身赴任を続けており5年が経過したところ、「このままではいけない」と思い至り、広島の同種の機械メーカーの営業職への転職を決意した。

この会社の募集では、営業部営業1課の課長級を求めており、一次審査として履歴書と小論文、そして2次審査として面接が設けられていた。

履歴書はこれまでのことを丁寧に書くしかないが、小論文のお題が「今までのあなたのチャレンジと実績はどのようなものか。そして、当社でそれらをどのように生かせるか」であった。

 
お分かりになるでしょうか?

いわゆる家庭の事情を理由とするレアケースですが、営業部の部長として現在進行形で実績を作っている人材が、課長職への転職を希望することになったわけです。

Aさんが今ストップ高かどうかは、Aさん自身と現在の会社のみぞ知るところです。

ですが、Aさんの現在進行形の活躍ぶりを考えると、よほどAさんと広島の機械メーカーの社風が合わない以外は、落ちることは考えづらいと思います。

 
小論文の題材になっている「今までのあなたのチャレンジと実績はどのようなものか。そして、当社でそれらをどのように生かせるか」について、どのように生かせるかについては丁寧に表現していく必要がありますが、実績は十分であり、その実績を得るために多くのチャレンジングな場面を経験してきたからこそ今のポジションがあることを考えると、転職の成否の答えはおのずと出てくるのではないかと思います。

また、履歴書、小論文、面接という採用試験のメニューであれば、仮に面接まで進んだとすれば、当然のことながら、履歴書と小論文は面接の材料に使われるのだと思います。(そうでないと提出させる意味がありませんしね)

であれば、小論文では、事実を「盛らず」にありのままにする、言い換えれば無難な内容にして、面接でしっかり掘り下げるのが良いのではないかなと思います。

採用に関わったことがある人や経営者の方であれば、「採らない手はないよね」と思うはずです。

 
転職希望者がこのくらいの圧倒的な状態であれば、転職希望先でも(その会社が活躍の機会をくれさえすれば)いい仕事ができると思いますし、そこで自分自身を優位に進めていくことができるはずです。

 
ですが、こういうケースはレアですからね。多数の方は、圧倒的な優位性を持っているわけではなく採用が決まるかどうかは、五分五分であるわけです。

自分が自分の人生の主導権を握って動ける人って少ないですからね。難しいところです。

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