原稿作成会社の「にちにちこれこうじつ」

志望動機、自己PR、昇格論文、キャッチコピー、ビジネス文書の建付けのお話

AIでエントリーシート作成するサービス。。。

time 2023/06/27

話題の下記の記事。

生成AIでエントリーシート 就活支援サービス増加
https://news.yahoo.co.jp/articles/ce5ebca396d5844d6b4ed632fd194dcb109a4a18

ちゃんとしたビジネスパーソンなら、突っ込みどころ満載ではないかと思います。

結論としては、このサービスを始めた会社さんのセンスのなさよ、ということではありますが、少し真面目に、AIにESを書かせることの問題点をお伝えします。

 
個々の特性や個性の欠如

AIは一般的なパターンを学び、それを再現しますが、これは必然的に平均的な結果を生み出します。より正確に言えば、平均的な結果しか生み出すことはできず志望先企業にササりにくいのです。そのため、他の学生と差別化することが難しく、個々の学生の独自性や個性を十分に表現しきれない可能性があります。

また、鶏と卵の話になりますが、他の学生と差別化できないと自認している人がAIを用いるのではないかという気もします。それによって、やはり凡庸などこかで見たことがあるESができあがってしまいます。

AIが作ったESの文章はその学生にとって素晴らしいものではないのです。

 
AIが生成した文章は、学生の自己表現ではない

==
AIが生成する文章はあくまで基本的なもので、その学生が自分自身をより深く理解し、それを表現するための「たたき台」である。
==

このような見解があります。

これは誤りではありませんが、好意的に考えすぎているようにも思えます。
学生がAIが提供する文章をそのまま使用し、それを自己表現の手段と誤解する可能性があるためです。

それにAIが生成した「たたき台」を利用して、学生自身が個人の経験や視点を取り入れてエントリーシートを再構築できるのは一部の学生に限られると思います。それができる能力を学生皆が皆持っているわけではありません。一部の学生は、AIが提供する文章をそのまま利用することで時間を節約しようとするかもしれません。草案(ドラフト)とすら思わず、そのまま使うかもしれません。

自分自身を表現するための独自の文章を作成する能力を持っている学生、あるいはその能力はかならずしも高いものではないが、自分自身をしっかり表現しようとしている学生にとっては、AIの使用の有無は重要ではありません。本件はそうではない一部の学生のテーマではないかと思います。

 
 
学生さんには対応していませんが、転職希望者の力になります。

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https://www.nieber-p.info/job/home/
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