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職務経歴書でのアピール方法。部署や業務のことではない。

time 2019/08/20

職務経歴書でのアピール方法。部署や業務のことではない。

本稿については、転職、それも40代以上のハイクラス転職を予定している方向けのものです。

 
「相手に伝えるための職務経歴書」を、原稿作成の立場から申し上げますと、

職務経歴書でのアピールの仕方について、多くの方がマズい書き方になっています。

 
マズい書き方とはどのようなものかというと、

「自分が」その会社で、その職務でどのようなことをやってきたのか、どのような成果をあげてきたのか、あるいは、どのような部分が足りていなかったのか

など、「自分が」という部分が少ない、または、ない職務経歴書を言います。

「ギクッ」と思う方も中にはいらっしゃるかもしれませんが、多くの職務経歴書では、部署の説明や業務の説明がダラダラと長く書かれているだけで、肝心の、具体的に「自分は何をしてきたの?」という部分が触れられていないことが本当に多いです。

 
転職を志望する企業の採用担当者や役員は、あなたの現職・前職以前の会社紹介を読みたいわけではなく、あなたを採用したいと思えるかどうかを判断する材料の一つとして職務経歴書を読みたいわけです。

かくいう当社も、原稿作成会社という会社組織ですので、当然、採用活動を断続的に行なっています。
私は、ご応募いただいた方のほぼすべての職務経歴書に目を通しますが、正直申し上げて、部署の説明や業務の説明がダラダラと長く書かれているだけのものは、さっと目を通すだけで他の方の職務経歴書へと移ってしまいます。そこには、なんの興味もないことしかかかれていないからです。

 
なぜこのような書き方になるのか。これは予測ですが、

1 よくある杓子定規な転職活動の本や薄いインターネット情報を見て、これでいいと思っている。
2 自分がやってきたことを、細かなに整理できないまま書いている

だいたいこの辺に落ち着くのではないかなあと思います。

 
1に関しては「鵜呑みにせずに本質を見極めてください」というアドバイスをさせていただきますが、2に関しては少し時間をかけて、これまでの自分を振り返ることが必要ではないかと思います。

20年あるいはそれ以上、ビジネスの一線で活躍をされて来られたあなたです。本当に多くを経験していらっしゃるはずです。
それは、大きな成果をあげたなど、ポジティブなこともあるでしょうし、たとえば部下にそっぽを向かれて非常に苦労した、もしかしたらネガティブな経験もあると思います。

どのような経験であっても、すべてが糧となって現在の優れたビジネスパーソンであるあなたを作っていますので、すべてとても重要なものばかりです。

こういったことを、職務経歴書に書けるレベルまで細かに整理整頓することで、初めて厚みのある職務経歴書につながっていきます。

それと、勘違いしないでいただきたいのは、冒頭で触れた、部署や業務の説明は、まったく必要がないわけではありません。使い方としては、「自分は何をしてきたのか?」を伝えるための前提材料として最低限、部署や業務の説明は必要です。

 
採用・不採用を決めるのは、あなたが転職を志望している企業であり、当社やあなたを含めた第三者が「どのような職務経歴書を書けば書類審査を通過するのか」は、的確に分かりません。
しかし、アピールをすべきは、あなたが今勤めている、あるいは勤めていた会社やその部署、業務のことではなく、あなた自身のことであるという、至極当然のことを押さえる必要があります。

 


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運営責任者(技術責任者)の西山です。
お客様の転職活動を、原稿作成の面からしっかりご助力させていただきます。温かに、紳士的にご対応させていただきます。お気兼ねなくご連絡ください。
 

朝日新聞に掲載されました。
ずいぶん昔の、弊社の別業務のことが中心なのですが、2006年当時、志望動機の作成業務を行なっていたことがうかがえ、弊社の歴史をお感じいただけると思います。