原稿作成会社の「にちにちこれこうじつ」

志望動機、自己PR、昇格論文、キャッチコピー、ビジネス文書の建付けのお話

懲戒処分 始末書を書く理由がない!?

time 2022/08/05

 
お客様から始末書に関するご相談をいただきました。

以下、その内容です。

懲戒処分(譴責)を受けました。
弁明の機会もなく、突然処分が文書で送られてきたため、弁明をしたい旨をメールで依頼したところ、会社側からは「先日のオンライン面談が弁明の場にあたります。あなたには事前にご意見・ご見解を伺うための場であるとお伝えしました。」との返事がありました。

確かに面談はしましたが、弁明の機会を与えるというものではなく、一方的に叱責され、話をしている最中に話を止められ、ほかの話をされたため、これが弁明の機会なのかどうなのかの判断がつきません。その面談の場で始末書を書くように言われました。

懲戒処分内容としては、

1,上司に対するメールの文章内容が長いこと、上司を尊敬していない言葉遣い
2,被害者意識を全面に出しての言動

など言われておりますが、身に覚えがなく、言いがかりと嘘のでっち上げによるものと判断できます。上司は上役を囲い込んでいるため、私がいくら話をしても受け入れてもらえません。

そのため、始末書を書かなければならないが書く理由がない、内容が見つからないことに非常に困惑しています。

 
この種の内容は、「何かがあった」という目に見えるものではなく、受け手の印象・気持ちが左右される類のもので、

たとえば、

>一方的に叱責され、話をしている最中に話を止められ、ほかの話をされたため、これが弁明の機会なのかどうなのかの判断がつきません。

この方にとっては弁明の機会ではなかったと思い、先方にとっては弁明の機会だったと思っている。

>身に覚えがなく、言いがかりと嘘のでっち上げによるものと判断できます。

この方にとっては身に覚えがなく言いがかりだと感じますが、先方にとっては、この方の言動が許せないものだと思っていると感じている。

など、受け方で異なってまいります。

 
どちらが正しいというものではなく、どちらも正しい場合も、どちらかが正しい場合も、どちらかが間違えている場合もあります。

 
合理的に考えると、

会社としては無用に処分を下そうとはしないはずです。社員を嫌な気持ちにさせて仕事のやる気を低下させるため、何のメリットもないからです。また、上司としても、無理に処分を下すことは気持ちいいことではないため、不必要です。

ということは、処分をする理由が本当に存在すると推察できます。
処分内容からは、何やらこの方に対する「なんだコイツは!」と言った、毛嫌いしているような印象を受けます。

であれば、この方に非があるように思えなくもありません。

反対に、会社側としては何らかの理由でこの方を隅っこに追いやりたいというような意図があって、無理に処分内容にこじつけたのだとしたら、この方に非はありません。

しかし、このような意図があること自体、会社側はこの方を否定的に捉えていると言えますので、いずれにしても、会社側(または上司)とこの方との間には、今回の懲戒処分以前から大きな溝があったのではないかと推察できます。

 
このあたりを明らかにしようと思えば、会社側とより詳しく話し合って、誤解があるのであればそれを丁寧に解きほぐさなければなりません。

今回のご質問内容は「始末書に書く内容が見つからない」ということですが、根っこはそこではなく、どうして自分では始末書を書く理由がないのに、書くように指示されたんだろうということに注目することで、次にやるべきことが見えてくるのではないかと思います。

 
 
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